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 低価格の理由を説明するのに、まず理解して頂きたいことがあります。

これは、今後の塾選びのためにも、約に立つと思います。

少し長いですが、お付き合いください。

【塾の存在意義】

①学校では、学力レベルごとに分かれていないため、自分のレベルにあった効率的な学習をする必要がある。

②放課後に学習時間を確保する必要がある。

③ ・・・

他にもいろいろありますが、ここでは、①、②についてお話をします。

① ⇒ 学校がレベル別に授業をすればいいわけです。

もちろん、受験によって、中学、高校とレベル別になりますが、それでも集団授業(1:30~40)などでは、やはりロスが大きいです。

欧米諸国では集団授業はやりません。

また、ITの進歩により、パソコンを使えば、完全に個別に学習を進めることができます。

進める子はどんどん進む。

進めない子はゆっくり進む。

これで、受験戦争はなくなります。

② ⇒ 上記①の回答によるITの学校への導入が進めば、学校側が放課後にパソコンを解放すれば、塾に行く必要はなくなります。

やりたい人がやればいい。

あるいは親の意向や命令でやるようにすればいいわけです。

【塾の種類】

ⅰ) 集団授業 

基本、学校の延長線上です。 なので、学校以外での学習時間確保にはなりますが、全体のレベルを合わせることはできないため、大きなムダが発生します。

ただし、トップクラスの子の場合、​学校の授業を無視して、ひたすら受験を意識して、先に先に進めますので、この層の子に限り、通う意味が

・レベルの高い子は、周りが追い付いてくるのを待ち

・レベルが十分でない子は、そもそも通う意味すらありません。

塾としては、一人当たりの単科を下げても、大きな収益が得られることになります。
 

塾を開業してびっくりしたのが、≪7+6=13≫、これができても≪8+9=?≫ これができない子供がいたことです。

 中学生でも、レベルは違えども同じような現象が起こっています。

偏差値が高い場合ですら、そういう状況があります。

 全く理解しておらず、人にも説明できないのにも関わらず、数学の証明のパターンを全部覚えている場合すらあります。

 ああ、そうか! 人事時代に思っていた謎のひとつが解けました。

 本質を理解せずに暗記している状況、あるいはそういう学習をさせられていませんか?

 学校には定期テストがあります。

そのため、その勉強をせざるを得ません。

 ただ、例えば中3で受動態が何度やってもできない子というのは、その以前の段階で躓いています。

 本来の学力向上を考えれば、例えば内申で【3】を切っている場合は、学習のアプローチを変えるべきです。

ただし、それができないのも現状です。

 それでも、将来的な結果に結びつかないような学習方法に時間を割きたくない、というのが私の本音でもあります

 受験にはテクニックと言えるような<小手先>のものもあります。

 ただ、それは本当の最後にやればいいのであって、早い段階からそれで仮にいい点を取らせたとしても、それは将来に向かって本人のクビを締めるだけになってしまいます。

 塾によっては、定期テストの過去問を用意して、それだけをやらせているところもあると聞いています。

 学校の教科書を何度も繰り返し書かせて、その内容だけをほぼ暗記させるようなところもあると聞いています。

 お子さんの状況によって、それが必ずしも悪いとは思いませんが、就業から逆算して、社会で活躍できる人を目指して勉強をやらせたら、そうはならないのではないかと強く思うのです。

保護者の皆さんは、何を求めていますか?

​そんなお話からまずはさせてもらいたいと思っております。

​低価格の理由

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